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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
伊勢神宮(いせじんぐう)は三重県伊勢市にある神宮の俗称。神社本庁の本宗(ほんそう)とされ、正式名称は神宮。ほかの神宮と区別する場合には伊勢の神宮と呼ぶ。神道の神社では別格とされ、格付けはされない。
建物は皇大神宮(こうたいじんぐう)と豊受大神宮(とようけだいじんぐう)からなる。通常は皇大神宮を内宮(ないくう)と呼び、豊受大神宮を外宮(げくう)と呼ぶ。内宮は皇祖天照大神(あまてらすおおみかみ・てんしょうだいじん)、外宮は豊受大御神(とようけのおおみかみ)を祀る。近世江戸時代を除いて、古代から政治的権威と結びつくことが多かった。
皇祖を祀る神殿を「神宮」と称することは中国の『詩経』の「閟宮」(ひきゅう)の神楽歌への鄭玄(127-200年)の注釈に見える。そこでは周王朝の遠祖の「姜嫄」(きょうげん)という女神の「依(よ)る所、故に廟を神宮と曰(い)う」と述べられている。
広くは、別宮(べつぐう)、摂社(せっしゃ)、末社(まっしゃ)、所管社(しょかんしゃ)を含めた一連の社宮を神宮と総称する。この場合、所在地は伊勢市にとどまらずまたがる。
社務所に当たる組織は神宮司庁と呼び、三重県伊勢市宇治館町に置かれている。かつて、神宮皇學館(現在の皇學館大学)は、神宮管轄だった。
祭主とは、伊勢神宮にのみ置かれている神職の役職。祈年祭・月次祭・神嘗祭において、奉幣使として参向し、祝詞を奏上して、天皇の意思を祭神に伝えることを主たる役目とする。式年遷宮に際しては造神宮使・奉遷使を務める。「神宮祭主職舎本館」は重要文化財に指定されている。現在の祭主は池田厚子。
神宮が管理する宮社が125あり、俗に神宮125社と呼ぶ。125社の頂点は外宮・内宮の両正宮で、14の別宮、43の摂社、24の末社、42の所管社がある。伊勢市だけでなく、度会郡大紀町・玉城町・度会町、志摩市磯部町、松阪市、鳥羽市、多気郡多気町の4市2郡に分布する。
神宮の所有する土地の大部分は森林で、俗に神宮林と呼ばれる。神宮での名称は宮域林である。神宮林は神路山、島路山、高倉山を主体とし、面積は5,410ha。約2,500haのと天然林と、将来の神宮式年遷宮で使用される予定のヒノキの植林を行なっている人工林に2分される。神宮杉は三重県の県の木に指定されている。
神宮の本殿などは、20年ごとに、まったく同じ形で建て直される。これを神宮式年遷宮(じんぐうしきねんせんぐう)(単に式年遷宮、正遷宮などとも)という。これは、第一に社殿の清浄さを保つためで、他に建築技術の伝承、伝統工芸の伝承などの意味があるとされる。建て替えられたあとの古い建築材は、神宮内の他の社殿や鳥居、施設に使用したり、日本各地の神社に譲り渡されたりして再利用される。
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